例えばシャバブ・アル・アハリに「定住者枠」として在籍中のMFユーリ・セザール(22)は、2021年1月にブラジルの名門CRフラメンゴから移籍金600万ドル(現在のレートで約8億5500万円)で移籍してきた。

王者アル・アインFCには2019年にインテルナシオナウで試合に出場していたブラジル人DFエリキ・メンデス(21)が在籍中。

アル・ナスルSCにはボタフォゴの下部組織出身の大型CBグラウベル(22)が、アル・シャールジャFC にはU-17ブラジル代表MFルアンジーニョ(22)とクルゼイロの下部組織で活躍していたブラジル人FWカイオ・ローザ(21)が、アル・ワフダFCには2020年にFCポルトの下部組織から獲得したDFルベン・カネド(20)が在籍している。

また未遂で終わったが、かつてアル・アインはユヴェントスの下部組織でゴールを量産していたベナン代表FWアンジェル・チボゾ(19)を定住者枠選手として獲得に動いたことも。

その他のクラブも、アルゼンチンやセルビア、ガーナ、ナイジェリアなど世界中から多くの選手が在籍しており、現在1部、2部リーグ合わせて約100名近くの若手外国籍選手が在籍していると言われている。

※フラメンゴからアハリへ移籍したユーリ。ブラジルでは「フラメンゴ・ユース史上でもトップクラスのタレント」と評価されていたという。

※FCポルトからワフダへ加入したルベン。FCポルトのU-19チーム時代にはポルトガル代表FWファビオ・シルバ(20/RSCアンデルレヒト)と共にプレーした。