ワールドカップ開幕まで60日ほどに迫ってきた。
バルセロナでゴールを量産するロベルト・レヴァンドフスキはポーランド代表のキャプテンとして本大会に挑む予定だ。
その彼とウクライナのレジェンドであるアンドリー・シェフチェンコが対面を果たした。
ウクライナはロシアによる軍事侵攻を受けているが、レヴァンドフスキはそのロシアとの対戦を拒否し、ウクライナへの連帯を真っ先に示したひとりだった(その後、ロシアはW杯予選から排除)。
このほど、2人は平和へのメッセージを送るために対面。レヴァンドフスキはシェフチェンコから託されたウクライナカラーのキャプテンマークをW杯本大会で着用すると約束した。
ロベルト・レヴァンドフスキ
「カタールW杯でウクライナカラーを着用するつもりだ。
選手として、人として、平和を支持しているし、こういった象徴的な行為は大事だと思う。
シェフチェンコの腕章を11月のW杯で着用する。
ウクライナの人達がひとりではないこと、僕らの心のなかにいることを思い出させるためにね。
アンドリーとともにここにいることは僕にとって大きな意味がある」
アンドリー・シェフチェンコ
「この腕章は誇り、力、ウクライナへの愛着を表すもの。
彼がW杯の舞台でウクライナの腕章とともにプレーできるようにこれを託す。
レヴァンドフスキに感謝したい。この連帯のための行為と、彼が我が国に代わって取り組んでくれている全てにね」
ウクライナは今W杯は予選プレーオフで惜しくも敗退しており、本大会出場は逃している。
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