世界各地で行われているインターナショナルマッチ。

ブラジル代表はチュニジアとの親善試合に5-1で快勝した。この試合はパリのパルクデプランスで行われたが、リシャルリソンがゴールを決めた直後にバナナが投げ込まれる事件があった(実質チュニジアのホームという雰囲気のなかでの試合だった)。

ブラジルサッカー連盟は「残念なことに、2点目を決めた直後にリシャルリソンに向かってバナナが投げつけられた。我々は反人種差別の立場を強化し、あらゆる偏見を否定する」との声明を発表。

『Globo』によれば、チッチ監督も「スタジアムは好き勝手が許される場所ではない。教育や処罰のプロセスはスタジアムのなかやファンに対しても行わなければいけない。責任ある機関が適切な処置を講じるべきだ。それは若者、我々の子供や孫への教育であり、間違ったことをした者への処罰だ」と非難したという。また、元Jリーガーでブラジル代表のアシスタントコーチであるサンパイオも「違反者は処罰されるべき。もう限界であり、敬意を欠いている!」と断罪している。

【動画】ブラジル代表戦であった問題のバナナ投げ込みシーン

なお、リシャルリソンがバナナを投げられたことに気付いたのは試合後だったそう。

彼は「悲しい。セレブレーションの時にバナナを投げたやつを特定して欲しい。処罰して、見せしめにするためにね。試合中は見ていなかったけれど、それで幸いだった。熱くなった自分は何をするか分からないからね。こいつが処罰されることを願う」と話していたという。

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