日本サッカー協会は29日、なでしこジャパンが11月のヨーロッパ遠征でイングランド代表と対戦することを発表した。
なでしこジャパン 国際親善試合 イングランド女子代表との対戦が決定【11.11@Pinatar Arena(スペイン/ムルシア)】 #jfa #daihyo #nadeshiko #みんななでしこ https://t.co/Bax9WviGwJ
— JFAなでしこサッカー (@jfa_nadeshiko) September 29, 2022
現在、来年行われる女子ワールドカップに向けての準備を進めているなでしこジャパン。
それに向け、10月にはナイジェリア代表、そしてワールドカップ開催国であるニュージーランド代表との対戦を控えている。
【動画】E-1選手権では大会の連覇に成功したなでしこジャパン
そして年内最後の代表活動として11月にはヨーロッパ遠征での強化を行う予定となっていたが、そこでなんと先日EURO女子を優勝したイングランドと対戦することが決まったとのこと。
このところ女子サッカーが急速に発展してきたイングランドは、FIFAランキングでも4位と世界でも屈指の強豪に成長。日本との相性もよく、イングランド側から見て6勝2分け1敗とほとんど負けていない。
なでしこジャパンを率いる池田太監督は、この対戦に向けて以下のようにコメントを残している。
池田太
「現ヨーロッパチャンピオンであるイングランド女子代表と戦えることを嬉しく思います。
今年7月に開催されたUEFA女子ヨーロッパ選手権では、大観衆の中インテンシティの高い戦いが繰り広げられており、そこでプレーするイングランド女子代表の姿を見て大きな刺激を受けていました。
10月に対戦するアフリカのナイジェリア女子代表、来年の女子ワールドカップ開催国であるニュージーランド女子代表との試合に続き、実績を備えたチームと戦えることは非常に大きな意味を持ちます。
なでしこジャパンの年内最後の活動として海外遠征できることに対し、ご尽力いただいた皆様に改めて感謝申し上げます」
また、イングランド代表を率いているサリーナ・ウィーグマン監督は『BBC』に対して以下のように話している。
サリーナ・ウィーグマン(イングランド代表監督)
「ワールドカップに向けた準備に全力を注いでいるので、強い敵に対して自分たちを試すことができることを本当に嬉しく思う。
日本はアジアで最高のチームの一つであり、我々が慣れ親しんだものとは異なるスタイルのプレーをしてくる」