先日、日本代表と国際親善試合を戦ったエクアドル。同国は南米予選を4位で突破したワールドカップ本大会行きを決めたものの、国籍詐称疑惑がかけられている。
予選8試合に出場したバイロン・カスティージョが実はコロンビア生まれただったという疑惑だ。
代替でのW杯出場を狙うチリはFIFAが6月に下した裁定に対して控訴をしていたが、FIFAはそれを却下。チリはこの問題をスポーツ仲裁裁判所(CAS)に提訴する姿勢を見せていたが、『Reuters』によれば、CASはチリの提訴を受理したとのこと。
また、CASはペルーからの提訴も受理した。南米予選5位だったペルーは大陸間プレーオフでオーストラリアに敗れて敗退している。
スポーツ仲裁裁判所
「ペルーからの提訴はエクアドルとFIFAに対するものである。
ペルーが求めているのは、エクアドルのW杯除外と、同国に次ぐ順位だった自国の代替出場。
チリが求めているのは、出場資格がなかった当該選手の出場試合を没収試合とし、チリを南米予選4位に繰り上げることである」
チリとペルーはエクアドルに代わる代替出場を訴えているようだ。
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CASは11月10日までに裁定を下す見込み。なお、本大会が開幕するのは11月20日。