今年、10年ぶりに日本代表に復帰した宮市亮。そこで前十字靭帯断裂の大ケガを負ってしまった彼がDAZNのFOOTBALL TIMEで内田篤人と語り合った。
宮市はJリーグを経ずに高校卒業後に渡欧。昨年7月に横浜F・マリノスに加入し、始めてJでのプレーを経験した。その際、こんな印象を抱いたそう。
「僕、海外にいた時には背が小さいほうだったんですよ。
コーナーキックの時も全然マークがつかない。(身長は)180cmです。
ただ、こっち帰ってきて、『俺、めっちゃデカいやん!』みたいな。こんな俺デカかったっけみたいな。
まず、身長差にびっくりしました。みんな、小っちぇなぁみたいな。
ただ、その分、足元の技術、ポゼッションとかやっても本当うまい。分かりやすいところでは、体格の違いが一番違いましたね」
欧州とは体格差を一番に感じたというが、日本の技術の高さにも驚いたそう。
これに内田は「(うまいのは)DFがいなければじゃない?ドイツのプレッシャーのなかで同じ技術を発揮できるのかなって思うと(疑問)だけど、確かにうまい、日本人は。マジでうまいと思う」と反応。さらに、内田は「(日本とは)守備が違う」と指摘し、欧州がガッシャンとぶつかるとも述べていた。
すると、宮市も「そうですね。それで僕も困惑というか、最初の試合で30秒で2枚イエローカードで退場しちゃったんですけど。日本帰ってきてすぐの試合で。それもガンガン行くけど、それでファウルとられるんだみたいな。レフェリングの違いもちょっと驚きましたね」と話していた。
宮市は日本に戻ってきた昨年9月の清水エスパルス戦で立て続けにイエローを受けてまさかの退場になっており、欧州とのレフェリングの違いにも戸惑いを感じたようだ。
内田がJリーグにヨーロッパの審判を連れてくることの意味合いに触れると、宮市も「国際力がつく」と同意していた。