トッテナム・ホットスパーでフィットネスコーチを務めていたジャンピエロ・ヴェントローネ氏が死去した。享年61歳だった。

ジャンピエロ・ヴェントローネ氏は昨年11月にトッテナムへとやってきたイタリア人指導者。

【動画】トッテナムで働く生前のジャンピエロ・ヴェントローネ

90年代から長くユヴェントスでアスレティックコーチを務めた経験を持ち、その後名将マルチェロ・リッピ氏についてイタリア代表でも指導を行っていた。

さらにアジャクシオ、カターニャ、江蘇蘇寧、広州恒大などでもアシスタントコーチやフィットネスコーチを務め、昨年アントニオ・コンテ氏のスタッフに入ることになった。

彼は数日前に体調を崩して白血病と診断され、ナポリの病院へと入院していたものの、この僅かな期間で急速に症状が悪化していったとのことだ。

英語があまり話せなかったヴェントローネ氏であるが、愛らしいキャラクターで選手やスタッフから人気を集め、特に外国人同士ということもあってソン・フンミンとは非常に良い関係を築いていたという。

マルチェロ・リッピ氏やファビオ・カンナヴァーロ氏の下で働いていたヴェントローネ氏のトレーニングは非常に強度が高いものであったが、コンディションの強化についてはかなり定評のあるコーチだったそうだ。

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