サッカー選手にとって「コンバート」はある種つきもの。新たなポジションや役割を与えられることで輝きが増す選手は少なくない。
そこでQolyは、プロキャリア後半でサイドバックへのコンバートを経験し、今は再びFWとして、所属の栃木SCで今季チーム最多の7ゴールを記録している矢野貴章を直撃!
日本代表として2010年の南アフリカワールドカップにも出場した38歳にいろいろ聞いた。
栃木SCの矢野貴章が語った、日本代表「大型FW」の必要性!注目しているのは“和製ハーランド” https://t.co/h12J0Hscrt
— サッカーニュースQoly(コリー) (@Qoly_Live) October 12, 2022
先日公開したインタビュー前編に続く後編では、フライブルクでの海外挑戦やサイドバックへのコンバートなどを中心にお届け。記事ではその一部を紹介する。
(取材日:2022年9月)
――(前略)名古屋グランパス時代、プロになってからは初めてDFというか、サイドバックやサイドハーフで主に使われるようになりました。どんなことを感じていましたか?
2013年に名古屋へ移籍して、試合に出てはいたんですけど、スタメンで出る時もあれば途中交代もだんだん多くなってきたりして。その次のシーズン初めはなかなか試合に先発からいけるような感じではありませんでした。
それがきっかけで、けが人が多く出たりして、サイドバックをやる人がいないとなった時に、僕にそういうチャンス…チャンスというか番が回ってきました。
僕自身、すごく試合に出たい気持ちがありましたし、出られるのであれば、どこのポジションでもやりたいと思いました。それからですね。サイドバックをやるようになったきっかけというのは。