カタールワールドカップ開幕まで2週間ほどになった。
開幕直前といえるタイミングで各国代表選手の怪我の報告が相次いている。
そうしたなか、リヴァプールのユルゲン・クロップ監督はこう述べていた。
「(W杯開幕直前に怪我人が増えてきたが)
この話題は好きではない、嫌いだ。
この問題は非常に簡単。誰もW杯の3~4週間前になるまで一度も言及しなかった。
今になって選手が怪我をすると、突然、『Oh、彼はW杯でプレーできない。Wow』って言う。
シーズン終盤に選手が怪我をしてW杯を欠場する、そういう状況は今に始まったことではない。
長いシーズンの後では世界中のどこでも起きる。
だが、今回のW杯は(クラブチームでの)最後の試合から1週間後に開幕する。リスクはより大きい。クレイジーだ。
誰も我々のことを気にかけていないし、それに我々がどう対処するかも。で、私に全ての答えを聞こうと質問する。
我々全員がギルティだ。こうなったのは私以上に君らだ。
そもそも、このような事態になったのは我々全員に罪がある。いまはこの状況でやっていかなくてはいけない」
そもそもカタールで開催するためにシーズン中にW杯を行うことを決めた時点でリスクがあることは分かっていたはずと指摘。
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メディアも含めて全員に罪があるはずとも述べていたようだ。