2大会連続でワールドカップ出場を逃したイタリア代表。アズーリの将来を担うストライカーになると期待されていたのが、ピエトロ・ペッレグリだ。
彼は2017年に弱冠16歳でセリエA初ゴールを決め、一躍時の人になった。2021年には代表デビューも果たしたが、近年は度重なる怪我に苦しめられている。
21歳になった現在はトリノでプレーしているが、ボローニャ戦で不運に見舞われてしまった。
『La Repubblica』によれば、キックオフからわずか3秒で負傷してしまったという。
相手ボールでキックオフされた際、ペッレグリはプレッシングするためにスプリントしたが、その瞬間に足を痛めてしまったのだ。
開始4秒時点ですでに足をひきずっており、結局、前半3分で交代。プレー続行不可能になり、ピッチにうずくまった彼はやり場のない怒りをあらわにしていた。
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ペッレグリは内転筋や恥骨痛など長期間に渡ってフィジカル的な問題を抱えており、トリノのイヴァン・ユリッチ監督も「彼の筋肉は傷だらけで、ずっとそれに悩まされてきた。彼はそれと共存することを学ばなければいけない」と述べていたのだが…。