イングランド・プレミアリーグのアストン・ヴィラは、先日スティーヴン・ジェラード前監督を解任し、そしてウナイ・エメリ氏を招聘した。

今回『Daily Mail』が伝えたところによれば、アストン・ヴィラはそのスティーヴン・ジェラード前監督の招聘にかなりのコストをかけていたことがわかったという。

昨年11月、ディーン・スミス元監督を解任したアストン・ヴィラは、2024年までグラスゴー・レンジャースとの契約を残していたジェラード氏の引き抜きを決断。

ただレンジャース側はスコティッシュ・プレミアシップを優勝した直後であったこともあり、補償金をかなり高く設定していたという。

そして結局アストン・ヴィラは補償金として425万ポンド(およそ7億円)を支払ったほか、スタッフの引き抜きに総額610万ポンド(およそ10.1億円)を費やしたそうだ。

かなりコストが高かったのはアシスタントコーチのマイケル・ビールの引き抜きで、それがかなりの額になったという。

ただそのマイケル・ビールは今年夏にQPRの監督に招聘されたことから退任。クラブの成績も芳しくないものになり、ジェラードはわずか11ヶ月の在任で解雇されることになった。

成績は31試合で8勝8分け15敗。残留には成功したものの、勝率は25.8%という難しい結果であった。

【写真】超名選手なのに、名監督にもなった10名のスター

とはいえ、アストン・ヴィラは今季クラブの歴史上最も高い売上高を記録しており、それは8680万ポンド(およそ143.2億円)に達している。監督に17億円ほど支払うことは問題ないのかもしれない。

【厳選Qoly】なぜ?日本代表、2024年に一度も呼ばれなかった5名

ラッシュフォードの私服がやばい