11月20日に開幕を迎えるワールドカップ2022。世界中の国を代表するチームが集まり、王者を争う大会だ。

現在では国籍のルールがかなり整備されており、複数の国でプレーすることはかなり少なくなっている。ただ、歴史的には2つの代表チームでワールドカップを戦った選手も…。

今回は、そんな「複数の代表チームでワールドカップに出場した5名の選手」をご紹介する。

ルイス・モンティ

代表:アルゼンチン、イタリア

出場した大会:1930、1934

1901年生まれの名選手。アルゼンチンで生まれたイタリア系の人物で、ウラカン、アトレティコ・パレルモ、サン・ロレンソでプレーしたあと、1930年にユヴェントスへと加入した。

頑強でフィジカルが強く、激しいマークでボールを奪い、すぐに見事なパスで味方にチャンスを提供できるミッドフィルダーであったと言われており、この世代で最も優れたプレイメーカーの一人だと評価されている。

1924年からアルゼンチン代表としてプレーし1930年W杯など16試合に出場。ユヴェントス移籍後はイタリア代表に入り、1934年W杯を含めて18試合でプレーした。