マンチェスター・ユナイテッドに対する辛辣な発言が物議を醸しているクリスティアーノ・ロナウド。

ワールドカップ前に風当たりが強くなっているが、チームメイトは彼を擁護している。

ポルトガル代表ダニーロ・ペレイラはFIFAのインタビューでこう述べていた。

「常に批判されるのは、クリスティアーノが売れる選手だからさ。彼は毎日話題にされている。

彼が良くても悪くても、みんなが話題にする。だから、僕らはそれを普通だと思っている。

ポルトガルで最強のクリスティアーノによりスポットライトが当たるのは当然だし、僕らは彼がゴールを狙うためにより多くのパスを出そうとするし、彼もそれを要求する。

そういう話になるのは当たり前さ。みんなは僕らがクリスティアーノのためにプレーしていると思っているからね。でも、そういうわけじゃない。僕らは試合に勝つためにプレーしている。

僕らは彼にとって最後のW杯になるという話は一切してない。

クリスティアーノはいま自分にできることを考えており、今大会についてもかなり考えているはず。

素晴らしい大会にしたがっていると思うけれど、最後のW杯になるかは彼次第さ。

彼の体の状態次第だよ、体は続けられるか否かを教えてくれるからね。

でも、彼は今大会は大丈夫だし、僕らには彼が必要さ」

ロナウドにボールを集めるのは一番いい選手だからであり、あくまでも試合に勝つためと述べていたようだ。

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一方、レアル・マドリー時代のロナウドを知る人物は彼を擁護している。ジョゼ・モウリーニョ監督のアシスタントコーチだったジョゼ・モライスは『A Bola』でこう述べた。

「クリスティアーノと働いたことは、コーチとして経験したなかで最高の思い出のひとつだ。

彼は素晴らしい人間であり、“成層圏”の選手さ。UFOとは言わないよ、彼は人間だからね。“未確認生物”というほうがいいかもしれない。

それほど彼の能力と才能はすさまじい。

彼のような選手がいるのは、監督にとって幸運なことさ。クリスは間違いなく繊細で使える人間だ。

(ただ、現状は物議を醸しているが)

あまり語りたくないが、彼は去るかもしれないし、去らないかもしれない。

スペシャルな選手を指導するためには、スペシャルな監督が必要なのさ」

ロナウドを絶賛したうえで、モウリーニョのようなスペシャルな監督が必要とも語っていたとか。

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