今年、初めて開催されたJ2リーグアウォーズ。注目の最優秀選手賞(MVP)は、横浜FCの小川航基が受賞した。

東京五輪世代の大型ストライカーとして、10代の頃から期待されてきた小川。

プロ入り後は大怪我もあってなかなか活躍することができなかったが、地元の横浜に戻り心機一転で迎えた今季、26ゴールを決めてチームを1年でのJ1復帰に導いた。

そこでQolyは、ついにブレイクを果たした25歳に先日、単独インタビューを敢行!

インタビュー後編となる今回は、10代の頃の話やジュビロ磐田への加入、あの大怪我、日本代表への想いなどを中心に聞いた。記事ではその一部を紹介する。

(取材日:2022年10月21日)

――(前略)10代の頃のインタビューを今回読んだのですが、自身が世代の中心として引っ張るという想いの強さを改めて感じました。

日本代表に選んでいただいて、その中で得点も取らせてもらっていましたし、「ここから僕がこの世代の中心としてやっていくんだ」という強い想いを持っていました。

――(中略)昨年、東京五輪に同世代の選手たちが出場しているのを見て、どんなことを感じていました?

率直にはやはり悔しかったです。自分が一つの目標としていたのが東京オリンピックの舞台でしたし、そこを目指して色々な決断をしてきたところもありました。

その中で、自分の名前が改めてないのを目にした時、やっぱり悔しい気持ちは強かったですね。