開催国カタールとエースのサディオ・マネが大会直前に怪我で外れたセネガル。グループAでともに初戦を落とした両チームが25日、生き残りをかけた直接対決に臨んだ。

休みが1日多かったカタールはエクアドル戦と同じポジショナルをベースとした5-3-2を採用。対するセネガルは4-4-2の形でこちらは個を基調としたスタイルだ。

カタールは初戦に比べて落ち着いてゲームに入ることができたが、試合は個で勝るセネガルが局面で優位に立つことでペースを握る。

41分、DFのミスからブライェ・ディアが先制点を奪うと、後半開始早々の48分にはコーナーキックからファマラ・ジェジューが追加点。これによりカタールは前へ出るしかなくなった。

積極的な姿勢が目立ちはじめ、ボールを動かしながら組織的に攻め込むが、セネガルゴールを守るのはチェルシーの守護神エドゥアール・メンディ。超人的な反射神経で決定的なシュートを弾き、開催国の希望を打ち砕く。

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78分、右サイドからのクロスを長身FWモハメド・ムンタリが頭で合わせ1点を返したものの、84分にはセネガルのバンバ・ディエングが追加点。

スコアはそのまま1-3で終わり、セネガルが今大会初勝利。逆に開催国カタールは連敗を喫し、このあと行われるオランダ対エクアドルの結果次第で敗退が決まることになった。

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