現在FIFAワールドカップ・カタール2022を戦っているカメルーン代表。グループステージ第2節のセルビア戦を前に、正GKアンドレ・オナナがチームから追放された。
その理由については明かされていなかったが、『The Athletic』によれば、練習中の監督との口論が原因だったとのこと。
オナナは土曜日に行われたトレーニングで、リゴベール・ソング監督とプレースタイルについて衝突を起こしていたという。
リゴベール・ソング監督は、アンドレ・オナナに対して「もっとリスクを減らした安全なプレーをして欲しい」と要求していたそう。
その一方、アンドレ・オナナは自分のスタイルを崩したくないと反発。最終的に激しい言葉が飛び交う状況となり、ソング監督は彼を追放することを決めたという。
『Football London』によれば、カメルーンサッカー協会のサミュエル・エトー会長は彼らを仲介しようと努力したものの、それは失敗してしまったそうだ。
アンドレ・オナナはカメルーン代表で35試合に出場してきたGK。バルセロナの下部組織を経てアヤックスに移籍し、オランダで成長した選手である。
現在所属しているインテルでもポジションを確保するなど現代的なプレーが可能な選手として知られており、それに合致しないスタイルの要求に我慢ならなかったようだ。