FIFAワールドカップ・カタール2022のグループステージ第2節、ブラジル代表がスイスとの試合を1-0で制し、フランスとともに大会2連勝を飾った。

ネイマールが怪我のためにグループステージを欠場することが決まったブラジルは、ボランチにフレッジとカゼミロを並べ、ルーカス・パケタを一枚前に置く形に変更。

それもあってかなかなか攻撃が機能せず、スイスを相手に膠着した試合が続くことになった。

一方のスイスも左サイドのバルガスを中心に散発的なチャンスを作るも、なかなか決定的な圧力をかけるまでには至らず時間が進んでいく。

試合が動き始めたのは両者が選手を入れ替えていった後半。まず大きなチャンスを得たのはブラジルだった。

左サイドから裏に抜け出したヴィニシウス・ジュニオールがキーパーと完全に一対一となり、冷静にシュートを流し込む。ブラジルが先制点…と思いきや、最初にポストとなったリシャルリソンがオフサイドだったとして認められず。

しかしこれが布石となったか、試合終了が近づいた84分にスコアが動く。

左サイドで仕掛けたヴィニシウスが中央にパスを送ると、それをブルーノ・ギマランイスがワンタッチでつなぐ。そしてすっと前に上がってきたカゼミロがボレーシュートに持ち込み、ゴール右隅へとバッサリ決めてみせた。

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このリードによってブラジルはこの試合を勝利。ネイマール不在の状況になかなか適応できなかった部分もあったとはいえ、苦しい試合で勝ち点3をものにしてみせた。

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