30日、カタールワールドカップのグループD第3節で、オーストラリアとデンマークが対戦した。

チュニジア戦で大きな勝点3を獲得したオーストラリアは、勝てばラウンド16進出が決定。一方、今大会のダークホースにも挙げられていたデンマークだがここまで勝点1にとどまっており、今大会最後の試合にしないためには勝利が求められる。

試合は序盤からデンマークが圧倒的にオーストラリア陣内に攻め込む。4-2-3-1のポジショナルを基調とした戦い方が成熟しており、やすやすとエリア内に侵入。得点は近いかと思われた。

しかしオーストラリアは粘り強く対応すると、徐々にデンマークのスタイルに適応。前半終盤にはオーストラリアの時間が五分の状態に持っていった。

後半もボールを持つデンマークに対し虎視眈々とチャンスをうかがうオーストラリアという構図が続き、迎えた60分、カウンターから最後はマシュー・レッキー。最後は個人技でシュートまで持ち込み、見事にゴールネットを揺らした。

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デンマークはその後猛攻に出たものの、オーストラリアが敷く4-4-2の強固なブロックを最後まで破ることができず。1-0で勝利したオーストラリアが2006年大会以来となるラウンド16進出を果たした。

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