1日に行われるFIFAワールドカップ・カタール2022のグループステージ第3節、日本代表対スペイン代表。
コスタリカに敗れてしまった日本代表にとっては絶対に勝点を落とすことができない試合であり、そこではレフェリーのジャッジも大きな影響を及ぼすだろう。
今回、この試合で笛を吹くことになったのは南アフリカサッカー協会に所属しているレフェリー、ヴィクター・ゴメス氏に決まった。
ヴィクター・ゴメス氏は1982年生まれの39歳。クリスティアーノ・ロナウドの出身地であるマデイラ島で育った両親の下、南アフリカで生まれた人物である。
ヨハネスブルグの出身で、2009年から南アフリカプレミアリーグにデビューしている。そして2年後にはFIFAの国際審判に選ばれた。
2018年にはCAFコンフェデレーションズカップにおいて30万ユーロ(およそ4300万円)以上の賄賂を提示され、八百長を要求されたものの、それを拒否してサッカー協会に報告。大きな称賛を得ている。
これまで公式戦を裁いたのは323回で、イエローカードは1039枚。警告2枚での退場が35回、レッドカードが51回。ペナルティキックを111回宣告している。
今回のワールドカップではフランス代表対オーストラリアの試合を担当し、その結果は4-1となっていた。
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『iDiskiTimes』の報道によれば、12月15日に40歳の誕生日を迎えるヴィクター・ゴメス氏はこのワールドカップが最後のレフェリングとする方針を持っており、引退を心で決めているとも。