FIFAワールドカップ・カタール2022の決勝トーナメント1回戦で日本代表と戦っているクロアチア。

中盤の底に鎮座するのが、MFマルセロ・ブロゾヴィッチだ。

彼はインテルに所属する30歳のボランチ。

卓越したサッカーIQと攻守両面でチームのために働く献身さを兼ね備えた近代的なミッドフィルダーであり、世界で最も過小評価されている選手のひとり。

高い技術力と視野の広さを活かし、司令塔やチャンスメイカーとしても振る舞える一方で、球際での強さや気の利いたカバーリングなど、黒子としての能力もハイレベル。

実際、今大会でもパス数、走行距離、パスレシーブ数はチーム最多。地味ながら玄人好みの好選手であり、ある意味ではモドリッチ以上の存在といえるかもしれない。

代表では11番だが、インテルでは77番を着用している。

ディナモ・ザグレブ時代から77番を着用しており、「77番にした理由をよく聞かれる。シンプルさ。11番が空いてなかった。だから、似ている77番にしたんだ」というのが理由だそう。とにかく、11番が好きなようだ。

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なお、彼にとって長友佑都はインテルでともにプレーした元チームメイトだ。

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