マンチェスター・ユナイテッドは、アトレティコ・マドリーのポルトガル代表FWジョアン・フェリックスの獲得を断念したそうだ。

今冬行われたFIFAワールドカップ・カタール2022にも出場したジョアン・フェリックスは、アトレティコ・マドリーのディエゴ・シメオネ監督との関係がうまく行っていないとされている。

クラブに不満を持っているジョアン・フェリックスは退団を希望しており、今冬のマーケットでも動きを見せる可能性が示唆されていた。

『Daily Mail』によれば、それに手を伸ばしていたのはイングランド・プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッドであったそう。

ところが、その交渉は今のところ決裂してしまっているようだ。

その理由はアトレティコ・マドリーが求めた条件で、なんと手数料2100万ユーロ(およそ29.4億円)の期限付き移籍というとてつもないものだったそう。

マンチェスター・ユナイテッド側はローンの手数料でそれだけの出費をすることに難色を示し、投資対象を他に変えたという。

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ジョアン・フェリックスは現在23歳。10代で大ブレイクしたもののアトレティコ・マドリーではなかなか本領を発揮できず、かつての期待ほどの結果を残せていない。

ただ加入時の移籍金が1億ユーロを超えていたほか、契約期間も2026年までと長く残っているため、他のクラブが手を出しにくい状況にある。

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