今シーズンのイングランド・プレミアリーグで苦戦しているリヴァプールとチェルシー。チャンピオンズリーグ出場権が獲得できる4位以内に入れるかどうかが後半戦の目標となる。
チェルシーは今冬ムドリク、バディアシル、フェリックス、マドゥエケ、フォファナと大型補強を行い、1億5000万ポンド(およそ238.5億円)以上を投じた。
その一方、リヴァプールはコーディ・ガクポを加えるにとどまっており、その投資は3500万ポンド(およそ55.7億円)となっている。
『Metro』によれば、この状況についてリヴァプールのユルゲン・クロップ監督は『Football People』ポッドキャストで以下のように話していたという。
ユルゲン・クロップ
「これは挑戦だ。それがリヴァプールとの新しい契約にサインした主な理由である。クラブの再建は一晩で終わるようなものではないが、それが必要だとわかっている。
チームの移行期に、問題を経験している。我々は多くの怪我人を抱えており、それが人生を大いに複雑なものにしているよ。
短期的な物事に関心を持っている人々の言葉が多数なのは知っているが、長期的なことにも目を向けなければならない。
物事の解決方法というのは色々とあるが、それはそれぞれの状況によって行えるものが変わってくる。
チェルシーは新しいオーナーがやってきた。彼らがなぜあんなに多くのお金を使えるのか、正確に知っている人は誰もいない。そして、私がそれについて話すことを誰も好んでいない。
無限に湧いてくるお金があれば、一晩ですべてを変えて、10人の選手を連れてくることができる。ただそうでない場合、移行に時間はかかるものだ」
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チェルシーのようにお金を使えれば短期的に解決できるが、リヴァプールはそのように行動することができない状況にある…とのこと。