今年からオランダ代表監督を務めているロナルト・クーマン氏が、コーディ・ガクポのリヴァプール移籍を残念がったという。
PSVアイントホーフェンでウイングとしてブレイクし、昨年末のFIFAワールドカップ・カタール2022でストライカーにコンバートされてゴールを量産したガクポ。
大会終了後には多くのビッグクラブから誘いがあったといわれ、マンチェスター・ユナイテッドが最も接近していると言われたが、最終的にはリヴァプールに加入することが決まった。
ただ、6試合に出場した段階でまだゴールもアシストも記録しておらず、期待に応えられるようなスタートにはなっていない。
アンディ・ファン・デル・メイデのYoutubeに出演したロナルト・クーマン監督は、ガクポの状況について以下のように話していた。
ロナルト・クーマン
「彼は、あまりうまく行っていないチームに行き着いてしまったね。
そうなると、彼にとってはなおさら難しいものになる。ただ新加入の選手というだけではなくてね。
すぐに試されることになるからね。もしゴールが決められなかったり、重要な存在になれなかったり、試合に勝てなかったりすると、難しくなる。特に若い選手にとっては。
もしそれが28歳の選手なら、経験も持っているわけだから、話は別になってくるがね。
イングランド・プレミアリーグのレベルはとても高い。オランダリーグよりもね。ライアン・フラーフェンベルフがバイエルンに移籍してプレーできていないようにだ。これでは難しいよ」
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若くしてうまく行っていないクラブに行くとかなり難しい状況になるもの…とロナルト・クーマン監督は考えているようだ。