プレミアリーグから100以上の規則違反で告発されたマンチェスター・シティ。

勝点剥奪から除名処分まで様々な制裁処分を受ける可能性があるが、ビッグ6を形成する他チームは重い処分を望んでいるとされている。

そうしたなか、ジョゼップ・グアルディオラ監督のこんな発言が話題になっている。

「誰もそれを取り去ることはできない。あの感情、いい瞬間も悪い瞬間も。

絶対的に自分たちのものだ。判決に関係なく、私たちのものだ。

(2012年の)セルヒオ・アグエロのゴール、マリオ・バロテッリが滑り込んできた瞬間。

スティーヴン・ジェラードの転倒が我々のせいなのか自分には分からない。

彼のことをリスペクトしているし、アンフィールドでのあの状況を望んでいたわけではなかった。あれは我々のせいなのか?

プレミアリーグが決めることだが、我々は自分たちが勝ち取ったもの、勝ち取り方、自分たちがした努力を分かっている。

2009年や2010年、何年前のことか知らないが、一秒たりとも変わることはない」

ペップが言及したジェラードのスリップは、2013-14シーズンのプレミアリーグで起きた出来事。

当時のリヴァプールは破竹の11連勝で初のプレミア制覇に近づいていた。だが、4月27日に行われたチェルシー戦でジェラードの転倒から失点すると痛恨の敗戦。終盤に5連勝したシティに土壇場で優勝をかっさらわれた(当時のシティを率いていたのはマヌエル・ペジェグリーニ監督)。

 

【動画】リヴァプールのトラウマ悪夢…ジェラードの衝撃スリップシーン

ペップはどんな処分が下されても、シティにとって重要な瞬間を奪うことはできないと強調。ジェラードが転倒したのもシティが悪いわけでないと述べていたようだ。

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