先日行われたカディス戦で見事なパフォーマンスを見せ、一気に周囲からの評価が変わったフェラン・トーレス。

2022年1月にマンチェスター・シティからバルセロナにやってきたものの、それからなかなか安定したプレーを見せておらず、レヴァンドフスキやラフィーニャの加入やデンベレの残留で苦しい立場になっていた。

『L'Esportiu』に対して彼が語ったところによれば、その理由は精神的なものであったとのこと。

フェラン・トーレス

「バルセロナはとても多くの批判にさらされるクラブだ。とてもプレッシャーが強く、夏にはどん底に落とされる。僕も穴にはまってしまった。

前のシーズンは良くなかったし、とても悲しかった。ナポリ戦のあとには僕に多くの批判が寄せられた。僕も自分の出来には満足できなかった。

その後アイントラハト・フランクフルト戦で敗退になり、ノーゴールの試合も多く、得点だけに囚われてしまった。さらにプレシーズンで足を怪我してしまい、本当に悲しかった。

ただ、今はもう『新しいフェラン・トーレス』だ。元気になった。心理学者のカウンセリングも受けてきた。

ゴールの面で自分に多くを要求しすぎていたんだ。それは間違いだった。得点以外でもチームに貢献する方法はあるのだからね。

物事がうまく行かなくても落ち込まないことを学んだ。僕は今、より強くなったんだ。

カディス戦は自分にとって素晴らしいチャンスになることは分かっていたよ。自分の時間だと感じた。サッカーをして幸せになりたいよ」

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プレッシャーが大きかったことによってゴールだけにこだわりすぎてしまい、それによって物事がうまくいかないことを深刻に受け止めてしまっていたという。

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