ボリビア1部リーグのアトレティコ・パルマフロール対ブルーミングで、なんとアディショナルタイムが42分に及ぶという珍しい試合があった。
試合は13日の夜に行われ、天候は生憎の雨。ピッチには水たまりができるような状況でキックオフされた。
19分にパルマフロールがホナタン・カニェテのPKで先制し、さらに82分にもジルベルト・アルバレスのPKで追加点。2-0とリードした。そしてブルーミングが86分に1点を返し、差を縮めた。
しかしながら、その状況の中で提示されたアディショナルタイムはなんと「30分」。悪天候のため度々試合が中断されており、それが反映されたものだった。
そして延長に入るとブルーミングが大暴れ。アディショナルタイム21分に一人退場したものの、10人になってから3分後に同点ゴールを奪取。
ところがその4分後に再び退場者を出してしまい、天候と揉め事によってさらにアディショナルタイムが延長に。
そして90分+38分に再びパルマフロールのホナタン・カニェテがゴールを決め、スコアは3-2に。なんとアディショナルタイムで3つのゴールと2つのレッドカードが生まれるという状況となり、終了時にはアディショナルタイム42分を記録していたそう。
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ちなみに、42分というアディショナルタイムは昨年9月にパレスチナのガザ地区で行われたシャッバーブ・カニョニス対イティハド・カニョニスの試合でも記録されており、サッカーの歴史上屈指の長さであるという。