ハンガリーリーグのMTKブダペシュト対ディオーシュジュールの試合で撮影された珍しい場面が大きな話題になっている。
それは試合のハーフタイムに行われたものだという。この日が誕生日であったMTKブダペシュトの少年サポーターがピッチに降り、ボールを持ってゴールを決めるというイベントがあった。
素晴らしいプレゼントを貰ったエノック・ヴァルガという少年は、センターサークルからボールを持ってゴール前までドリブルし、そしてシュート!
ところが、そこにいたディオーシュジュールのGKゾンボル・センコがそれを足でブロック…。
Macaristan'da oynanan MTK Budapest-DVTK maçında konuk ekibin kalecisi Zsombor Senkó, küçük bir çocuğun kalbini kırıyor... pic.twitter.com/urkJi553eA
— SPOR (@yenisafakspor) March 16, 2023
さらにそれを拾ったエノック・ヴァルガが再びシュートを放つも、ゾンボル・センコはガッチリキャッチ!ゴールを守ってみせた。このプレーにMTKブダペシュトのファンはもちろんブーイング…。
なお報道によれば、ゾンボル・センコはこれがお祝いのセレモニーだと知らされていなかったそう。ディオーシュジュールのコーチは「私が彼にした要求はゴールを守ることだった。我々にパーティへ参加して欲しいと思うのであれば、最低でも事前に知らせるべきだ」と擁護したという。
ただゼンボル・ソンコはこの態度についてすでに謝罪しており、エノック・ヴァルガには改めて何らかのプレゼントを贈ると約束しているそうだ。
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ちなみに、この試合はMTKブダペシュトが4-2でディオーシュジュールを撃破している。