宿敵バルセロナとのエル・クラシコに2-1で敗れたレアル・マドリー。
この試合でもエデン・アザールに出番はなかった。32歳になった彼は今季300分もプレーしておらず、厳しい立場に置かれている。
そうしたなか、チームメイトのトニ・クロースは『Eleven Sports』のインタビューでこう話していた(クラシコが行われる前)。
「もちろん、居心地の悪い状況だが、サッカーにおいて同情は場違いだ。
エデンが悪い人生だとは思わない。彼よりはるかに悪い(人生を送っている)人達には同情できる。
これは金のことじゃない。自分はサッカー界で誰かに同情することはない。
とはいえ、難しい状況ではある。長い間、そうだしね。でも、結局は、誰もが自分が置かれている状況について責任の一端がある。
エデンのことはよく知っているし、よく一緒にもいる。ただ、とても悪い(人生の)人達には同情するけれど、エデンはそのひとりではない」
サッカーに置いて誰かに同情することはないそうで、アザールについても同じだとか。
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一方、カルロ・アンチェロッティ監督は「才能でいえば、アザールにはプレーする権利がある。だが、ビッグクラブには競争がある。私は全ての選手にプレータイムを与えるためではなく、勝つためにここにいる。選手の稼ぎや年齢は気にしない。勝つためのチームを組む。それ以上ではない」と述べていた。