21日に記者会見を開き、アイントラハト・フランクフルトとの選手としての契約を1年間延長したことを明らかにした長谷部誠。
39歳になるシーズンは「現役は今季限りで、その後はアイントラハト・フランクフルトで指導者になる準備を行う」という予測の下で進められていると伝えられていたが、最終的には選手としてのキャリアを続けることを選択した。
その理由については、長谷部誠は以下のように話していた。
長谷部誠
「来季もプレーしたいと思った理由は、ナポリ戦で2試合ともピッチに立てず、チームも負けてしまったこと。二重の悔しさがありました。
その悔しさを感じたことに喜びを抱いて、自分はもっとこの舞台に出たいんだな、もっとうまくなりたいんだな、このチームで大きなことを成し遂げたいんだなと改めて思いました。
あとはサッカーをすることによる楽しさです。シーズンを戦っていて、それが消えることはなかった。むしろより強くなっています。
クラブからは3月くらいに決めてくれればいいと仰っていただいていました。怪我をしたときには引退を少し考えましたが、それが治ってプレーして、楽しんでいる自分がいた。
最終的に決めたのは最近ですね。娘が『エスコートキッズをやりたい』と言っていて、実際にやったらすごく喜んで。『パパ、あれやりたいからサッカーやって』みたいな(笑)。それが決め手ではないんですけど、家族の存在もとても大きいです」
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また、現役続行を鎌田大地に伝えたか?という質問に対しては以下のように話していた。
長谷部誠
「彼にはもちろん…伝えていると思うんですけど(笑)。多分話したと思いますね。
まぁ、でも、彼もあんな感じなので。『まだやるんすか?』という感じのことを言っていた気がします」