日本サッカー協会(JFA)とadidasは23日、今年7月にオーストラリアとニュージーランドで共催される女子ワールドカップに向けた日本女子代表の新しいアウェイユニフォームを発表した。

Nadeshiko Japan 2023 adidas Away

なでしこジャパンが初めて優勝した、2011年の女子ワールドカップから今年で12年。

世界の頂点に辿り着いた日本の女子代表が、“世界のなでしこ”としてトップクラスであり続け、再び世界一になることを目指し、初めてコンセプトからデザインまで日本女子代表のためのものとして今回の新ユニフォームは開発された。

“再び世界一へ”という決意を新たにする象徴としてSUNRISE(サンライズ)をコンセプトに、幻想的な朝の空模様をグラデーションで表現。

日の出を見て湧き出るエネルギーのように、このユニフォームが選手のプレーを後押ししてくれるよう願いが込められている。

チーフに「グローパープル」のカラーを基調としたグラデーションによるデザインを採用。また、胸元の日本代表エンブレム上部にはワールドカップ優勝回数を示す星マークが施されている。

“世界のなでしこ”が再び、満開の花を咲かせられるよう「咲き誇れ。」というメッセージを伝えていくという。

adidasジャパンの商品開発担当者、カテゴリープランニングマネージャーの金子勝太氏は以下のように語る。

「今回のユニフォーム開発においては、選手のパフォーマンスを引き出すユニフォームであることを大前提にしながらも、女性が活躍する社会や私たちが暮らしの中で密接に関わる自然にどのように関与し、意味をもたらすことができるか、ということを考えながら開発いたしました。サッカー日本女子代表チームが、日本中のサポーターのみなさんとともにもう一度世界の頂点に立ち、そして世界のなでしことして輝く瞬間を迎えるために、このユニフォームが少しでもその力になれることを祈っています」