今回のフランス代表で大きな話題になっているのが、あの名DFリリアン・テュラムの息子にあたるマルクス・テュラムとケフラン・テュラムの兄弟がともに招集されたこと。
ボルシアMGで板倉滉とともに戦うマルクスはウインガーで、一方ケフランはニースでプレーしているドレッドヘアのセンターハーフ。
互いにそれぞれのチームで活躍を見せており、今回ディディエ・デシャン監督が二人を同時に呼び寄せた。
先日は父親のリリアンが代表合宿に向かう兄弟を送り出す映像も話題になった。
『RMC』によれば、記者会見に臨んだマルクス・テュラムは弟とのプレーについて以下のように話していたという。
マルクス・テュラム
「フランス代表に入ったときには、自分が初招集された時以上に誇りに思ったよ。ケフランはとてもマジメな人間だ。強い印象を与えてくれたし、成長し続けていくだろう。
兄弟で競争はあったか?それは心配ないよ。何も競い合ってはいないんだ。ただのちょっとしたプライドさ。
おそらく、彼は弟だから僕に追いつこうとしているだろうけどね。ただ我々の間には常に愛と良い魂がある。
弟がすることのすべてを、愛ある目で見ているよ。ケフランの限界を決めるのは、ケフラン自身さ。
僕がゴールを決められず、一方で弟がゴールを決めた時には、彼がからかってくることがあるけどね。そんなことはほとんどないから。だいたい僕が決めている(笑)。ただ、それも気さくなものだよ。
同じクラブでプレーしたい?ケフランはそうしたいだろうし、僕もそうだ。もし一緒にプレーできたら喜ばしいこと。ただ、それはこだわるようなものではないよ」
同時に招集されたということで、このインターナショナルマッチウィークでは『テュラム兄弟が同時にプレーするかどうか』がさらに話題になりそうだ。