4月9日に行われたラ・リーガ第28節、レアル・マドリーはホームでのビジャレアル戦に2-3で逆転負けした。

そうしたなか、ビジャレアルは声明を発表。

「昨夜、ビジャレアルのアレックス・バエナがサンティアゴ・ベルナベウで行われたレアル・マドリー戦後にチームバスに向かう途中で暴行を受ける事件が起きた。この事態を受けて、同選手は警察に加害者を告訴することを決定した。ビジャレアルはいかなる暴力行為も認めない。同選手の主張を固く信じており、このプロセスを通じて同選手をサポートする」とした。

現地では、レアルMFフェデ・バルベルデが駐車場で相手MFアレックス・バエナの顔を殴ったと報じられている。

両チームが1月のコパ・デル・レイで対戦した際にバエナはバルベルデを蹴ったうえで、「息子が生まれてこないことを泣けよ」と言い放っていたという(今年初旬、バルベルデの妻ミーナさんは2人目の子供を流産する危機にあった)。

9日の試合でも同じことを言われたバルベルデが激昂したとされている。

ただ、バエナは「試合後に受けた攻撃はとても悲しいし、自分について言われていることに驚いている。そのような発言をしたというのは、まったくの事実無根だ」とそれを否定している。

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21歳のバエナは病院で診察を受け、怪我の診断書を持って警察署に出向き、訴状を提出したという。

今後は刑事事件として扱われることになるが、バルベルデが即出場停止になるようなことはないとされている。

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