今シーズン限りでドイツ・ブンデスリーガのアイントラハト・フランクフルトを退団することを発表した日本代表MF鎌田大地。
6年前となる2017年の夏にサガン鳥栖からアイントラハト・フランクフルトに加入し、次年度にシント=トロイデンへローン移籍。
ベルギーリーグでFWとしてゴールを量産して大ブレイクし、その後ドイツ・ブンデスリーガでも主力の一人として活躍した。
特に一昨季から今季の前半戦にかけては目覚ましいプレーを見せ、ヨーロッパリーグ優勝やチャンピオンズリーグのグループステージ突破に貢献。ビッグクラブからも注目される存在となっていた。
契約が今季で満了を迎える状態であったため、移籍金が発生しない状況。その立場もあって多くのクラブが移籍先として噂となり、マンチェスター・ユナイテッドやボルシア・ドルトムント、バルセロナ、アトレティコ・マドリーなどが報道で話題に。
そして今回『Sports Bild』が伝えたところによれば、鎌田の獲得に最も近づいているのはポルトガル1部リーグの名門ベンフィカであるという。
今季チャンピオンズリーグ準々決勝に進んだベンフィカは、現在ポルトガルリーグで首位を走っており、来季も同大会に出場できる可能性が高い状況。
鎌田大地には長期的に関心を抱いており、昨年夏にも800万ユーロ(およそ11.7億円)の移籍金を提示して獲得に向かっていたと伝えられている。
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ちなみにベンフィカは今季からドイツ人指導者のロジャー・シュミット氏が監督を務めている。PSVアイントホーフェン時代には堂安律を指導した経験を持ち、日本人選手とも関係がある指揮官である。