ウルグアイ、コロンビアという南米の強豪と対戦した3月シリーズ。
引き続き指揮を執る森保一監督のもと、新たなコーチなども迎えて臨んだキリンチャレンジカップ2試合は1分1敗という結果に終わった。
少なくない収穫と課題を手にしたなか、新要素や変化など良くも悪くも「目を引いた」選手を7名ピックアップした。
菅原由勢
カタール後の日本代表において、急務といえるサイドバックの人材確保。
36歳の長友佑都、32歳の酒井宏樹の後を担うべく、今回はDFに多く若手選手が招集されたが、その中でインパクトを残したのが菅原由勢だ。
足もとの安定した技術と攻撃センスでサイドバックが内側を取る新戦術をスムーズにこなし、ウルグアイ戦のスルーパスを筆頭に効果的なパスを前線に配球。
右サイドバックのレギュラー候補に浮上したが、守備では相手の個を抑えきれない場面も。そろそろ上のリーグへのステップアップが視野に入る。