ジャパネットホールディングスのグループ会社で地域創生事業を担う株式会社リージョナルクリエーション長崎は28日、2024年秋頃の開業を目指して進めている長崎スタジアムシティプロジェクトの3つの施設名称を決定したことを発表した。

ジャパネットグループがサッカースタジアムを中心にアリーナ・ホテル・商業施設・オフィスなどの複合施設を開発し新たなまちづくりに挑戦する民間主導のプロジェクト「長崎スタジアムシティ」。JR長崎駅から徒歩約10分との長崎市中心部において、2022年7月に着工し、2024年の竣工を目指して工事が行われている。

今回発表されたのはスタジアムに併設される3施設の名称。ホテル棟の名称は「STADIUM CITY HOTEL NAGASAKI(スタジアムシティホテル長崎)」、商業棟は「STADIUM CITY SOUTH(スタジアムシティサウス)」、オフィス棟は「STADIUM CITY NORTH(スタジアムシティノース)」に決定した。

なお、スタジアムは昨年12月に「PEACE STADIUM Connected by SoftBank(ピース スタジアム コネクテッド バイ ソフトバンク)」という名称が発表済み。Bリーグの長崎ヴェルカが使用するアリーナの施設名称は今年7月頃に発表されるとのことだ。

以下はリージョナルクリエーション長崎の代表取締役社長、岩下英樹氏のコメント。

「2024年秋頃に開業予定の長崎スタジアムシティプロジェクトですが、早くも開業まで約1年半となりました。地元自治体や地元企業の皆様と連携し、弊社の強みであるいいモノを見つけて磨いて伝えることを通して、長崎を誇りに思っていただける場所、長崎で働きたいと思えるような場所を作れるように覚悟を持ってプロジェクトを進めております。開業後、V・ファーレン長崎はJ1で、長崎ヴェルカはB1で、圧巻する試合を新スタジアム・アリーナで皆様と共に戦えることを楽しみにしております。長崎在住の方はもちろん県外からお越しいただくお客様にもワクワクの新体験を2024年にお届けできるように、さまざまな情報を配信していきますのでぜひお楽しみにお待ちください」

2023年4月末時点での工事進捗率は全体工程の約21.7%が完了。現在、地上6階まで建設するスタジアム棟は3階観客席まで、地上14階まで建設するホテル棟は7階まで建ち上がっており、アリーナ棟は座席の形が見え始めているという。

【関連記事】次回W杯の開催地、アメリカのスタジアム収容人数ランキングが圧倒的すぎる!8つが「10万人超」

2024年9月の竣工に向け、順調に工事は進んでいるようだ。

【Qolyインタビュー】J2ジェフユナイテッド千葉DF岡庭愁人が母校の先輩からもらった言葉…未知のコンバートを乗り越え「熱くて、強い選手になる」