3日にリーズ・ユナイテッドの新監督として招聘された「ビッグ・サム」ことサム・アラダイスが、就任にあたっての記者会見を行った。

リーズはこのところ5試合で1分け4敗。プレミアリーグでは17位に沈んでおり、しかも降格圏の18位ノッティンガム・フォレストとは得失点のみの差となっている。

しかもこれからマンチェスター・シティ戦、ニューカッスル戦、トッテナム戦を残しており、非常に厳しいスケジュールである。

そのタイミングでリーズはハビ・グラシア監督を解任し、あらたにサム・アラダイス氏を新監督として招聘することになった。

ボルトン・ワンダラーズなどでクラシカルなパワープレーを繰り広げたことで知られるビッグ・サム。『Sky』などによれば、会見ではなんと「自分はグアルディオラらと同等の先進性がある」と宣言したという。

サム・アラダイス

「私は68歳になる。老いて見えるだろうし、時代遅れであると。しかしながら、サッカーの観点でいえば誰も私の前にはいないのだ。ジョゼップ・グアルディオラも、ユルゲン・クロップも、ミケル・アルテタもだ。

彼らは彼らのやることをやっていて、私は私のやることをやっている。知識という点では、私が彼らより優れているというわけではない。しかし間違いなく、私は彼らと同じくらい優れている。

シーズンのこの時期に多くの監督が交代になっていることはショックだね。ほぼ終わりに近づいているタイミングだと思う。

リーズからの誘いにYESと言うまでは、数分も迷わなかった。なぜならこの状況を考えれば、マンチェスター・シティ戦まで僅かな時間しかなかったからだ。すぐにプロセスを始めなければいけなかった。

多くの人々から『おめでとう』と反応を受けたよ。狂っていると思っている人もいるが、私は試合をとても楽しんでいるんだ。

このリーズを救ってプレミアリーグに残すことは大きな責任が伴うが、ここがどんなクラブなのかを考えれば、それを引き受けたいと思った。

残りの試合は少ない。4試合しかない。なのでこれは私のキャリアで最大の挑戦であろう。来季も残るかどうかという点に関しては、最後に何が起こるか、私がどう感じるか、そして妻がどう感じるかだ」

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なお、スタッフにはあのロビー・キーンがコーチとして招聘されているとのこと。サム・アラダイスが率いる新生リーズ・ユナイテッドは、土曜日にマンチェスター・シティと対戦する予定となっている。

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