7日に行われたJ1リーグの第12節、首位のヴィッセル神戸はホームで横浜FCに3-0で勝利した。

前節、後半アディショナルタイムの失点で引き分けた神戸だったが、この日は絶好調の大迫勇也が2ゴール、佐々木大樹も決めて快勝した。

またこの試合では、今シーズンあまり出番がなく「今夏チームを退団する」との報道が出ているMFアンドレス・イニエスタが後半19分から投入された。

退団報道のイニエスタ、その胸中は…

神戸の吉田孝行監督は試合後、「今日の相手のやり方を見た時に一番やりやすい相手なのかなと思いました」とイニエスタ投入の意図を説明。「ボールを持ってるところでの落ち着きは出たと思います」と評価した。

またイニエスタ自身も試合後、以下のように話している。

--自身の出場を振り返って。

チームが首位に居続けるために重要な勝利だったと今日は思っています。自分としてはプレーできたことをうれしく思っていますし、プレーするために日々の準備を続けているところは今までと変わりはないです。こういうプレーできるときというのを最大限生かしていきたいと思います。

--去就に関する報道が出ているが、今季最後まで神戸でプレーするのか、現状の自身について聞かせてください。

あまり言えることはないですね。将来、何が起こるかというのは見守っていければというふうに思っていますし、自分としては先ほども言ったようにプレーするために準備するところに集中して、日々を過ごしています。

もちろんそこから誰がプレーするかは監督の判断になるんですが、可能な限り良い状態でいられるように準備を続けて、今後何が起きていくか見守っていければと思っています。 メディアの皆さんの注目だったり、今日のファンの皆さんの愛情にすごく感謝していますし、今後も頑張っていければなと思っています。

現状言えることはなく、見守ってほしいと訴えた。

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2ゴールの大迫は「あれだけの質を持った選手なので、僕らが良いプレーしていけば自然と良いボールが来ると思いますし、そこはお互い良い関係で続けていければ良いですね」と語っている。

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