5月17日は、国際反ホモフォビア・トランスフォビアの日ということで、先週末、フランスのリーグアンでは選手たちがLGBTを支援するユニフォームを着てプレーした。

そうしたなか、トゥールーズは、選手個人の選択を尊重しているとしつつ、LGBT支援ユニフォームの着用を拒んだ選手を試合から除外。

これに仏スポーツ大臣のアメリ―・ウデア=カステラ氏は、着用を拒否した選手に制裁を加えるべきだと発言している。「制裁を加えるのはクラブの責任。反差別という根本的なテーマで全てのクラブがかかわるオペレーションをしている最中には参加しなければいけない」などと述べた。

『La Provence』によれば、マルセイユのキャプテンであるヴァランタン・ロンジェは、この件についてこう述べたそう。

「非常に難しい状況だ。

そういう選手たちの頭の中で何が起こっているのか、彼らが受けた教育、頭に入れられたものは何なのか、自分には分からない。その全てを考慮に入れなければならない。

ただ、コミュニケーションの問題だとも思っている。

そういう選手たちに伝えなければいけない、このユニフォームを着ることは、ゲイ・プライドの行進のようなものではないということを。

同性愛嫌悪と闘わなければならないと言っているだけだ」