U-20日本代表は21日、U-20ワールドカップのグループステージ初戦に臨み、セネガルに1-0で勝利。白星スタートを飾った。

インドネシアから急遽アルゼンチンに開催地が変更された今大会。日本はU-20アジアカップのメンバーをベースに海外組3人を新たに招集し、4年ぶり開催の大舞台に臨んだ。

予選でアフリカ王者に輝いたセネガルは身体能力に加えて技術のレベルが高く、大きく展開しながら個々の局面を作ることを得意とする。序盤相手の個と剥がす力に戸惑った日本だが徐々に慣れ、相手の目先を変えながらチャンスを作るようになった。

15分、永長鷹虎が狭い中央を選択すると、最後は時間をもらった松木玖生が左足を一閃。強烈なミドルシュートが右隅へ突き刺さり、やや劣勢だった日本が先制点を奪うことに成功する。

その6分後、日本は右サイドを崩されてサンバ・ディアッロにゴールネットを揺らされてしまうが、VARの結果これはオフサイド。前半をリードして終えることに成功した。

日本の冨樫剛一監督は後半頭から永長に代えて山根陸を投入。ボランチの佐野航大を右サイドに出したことで全体の守備のバランスが整い、前へ出てくる相手の力を利用してチャンスを作り出せるようになった。

それでもロングボール一発で打開できるセネガル。72分にマメ・モル・ファイが決定機を迎えるが、シュートは幸いクロスバーを越える。

75分以降は防戦一方となった日本だが、一列下がったキャプテンの松木を中心に集中した守備で守り切り、見事完封勝利で初戦をものにしている。

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日本代表の次戦は24日(水)。中2日となる日本時間の翌25日(木)6:00から、同じく初戦で勝利した南米の強豪コロンビアと対戦する。

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