J2ジェフユナイテッド市原・千葉は27日、クラブで指揮を執った元日本代表監督イビチャ・オシムさん(故人)のモニュメントをフクダ電子アリーナ敷地内に設置するためのクラウドファンディングを発表した。

昨年5月1日にオシムさんはクロアチアで80歳で永眠した。千葉では2003年に就任し、2006年に退任するまで同クラブ初の国内主要タイトルであるリーグ杯制覇(2005)に導いた。

千葉退任後は日本代表監督に就任し、魅力的なサッカーでサッカーフリークを沸かせた。

そしてオシムさんが亡くなってから1年が経過したいま、千葉は名指揮官のモニュメント設置に動き出した。

千葉は

ありがとうオシム監督 あなたを忘れないジェフユナイテッド市原・千葉の監督として来日。
若手を積極的に起用し「考えて走るサッカー」を浸透させ、低迷していたチームを短期間で優勝まで導いた「オシムの奇跡」は日本サッカーに大きなインパクトを与えました。
日本人の努力や集団力、高い技術力、そして長期間に渡り継続的に取り組む力を高く評価していたオシム監督の言動は日本人に勇気と自信を与え世界へ挑戦する日本サッカーの未来を繋いでくれました。
オシム監督の功績と記憶を今後も紡いでいきたいという想いから彼が初の指揮官となったフクダ電子アリーナのある蘇我スポーツ公園にオシム監督モニュメント(立像)を設置することとなりました。
設置にあたり、皆さんと共に作りたい、多くの方々にご参加いただきたい、という思いから一度皆さまにご支援をお願いしましたが目標金額1,500万円を達成させることができませんでした。
この度再度クラウドファンディングを実施し、800万円を募りたいと思います。ご協力よろしくお願いします。

と功績を称える形でモニュメント制作のための、クラウドファンディングを呼び掛けた。

前回のクラウドファンディングでは目標金額1500万円に到達できなかったため、今回は目標金額を800万円に設定して実施している。

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支援者には限定Tシャツやタルグラフィーなど様々な返礼が用意されている。

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