現在多くのスター選手が集まるコンペティションとなったイングランド・プレミアリーグ。その一方で、アカデミー出身の若手がプレーできる枠は少なくなっている。
今回は『Squawka』から「プレミアリーグのアカデミーを中退してからブレイクした選手たち」をご紹介する。
ハリー・ケイン
現所属:トッテナム・ホットスパー
アカデミー時代に所属していたクラブ:アーセナル
所属していたシーズン:2001~2002
非常に有名な話の一つであるが、ハリー・ケインは元々トッテナム・ホットスパーのアカデミーでずっと育ってきた選手ではない。彼の家族は全員トッテナムのファンであり、グラウンドからわずか15分の場所に実家があったにもかかわらずだ。
8歳の時にアーセナルのアカデミーに加入したものの、わずか1年で放出された。そのときには「ぽっちゃりしていて運動能力が低い」と評価されたという。その後トッテナムのトライアルで落選し、ワトフォードのアカデミーに加入した後に「トッテナムとの練習試合で活躍した」ことで引き抜かれたのだ。
ついに愛するクラブに加入できた彼であるが、それでも最初は体も小さく速くもなかったため目立たないMFだったものの、U-15レベルで急激な成長を遂げたとか。