スタジアム問題に直面しているJ3のいわてグルージャ盛岡。

J2ライセンス取得のため、Jリーグの「例外規定」を利用したため、スタジアム整備に関して明確なタイムリミットが設定された。

具体的には、2024年6月までに建設計画を策定し、2026年6月までに着工、2028年2月までに完成することが求められている。

解決のための選択肢は2つ。新スタジアムを建設するか、あるいは現在ホームとして使用するいわぎんスタジアムを改修するかだ。

クラブとしては費用を抑えるため、現スタジアムの改修案で進めたい考えだが、スタジアムを所有する盛岡市と岩手県は慎重な姿勢を見せているという。

盛岡市議会では15日から6月定例会の一般質問が始まり、議員から受けたいわぎんスタジアムの改修に関する質問に対して盛岡市の谷藤裕明市長が答える場面があった。岩手めんこいテレビ(mit)が伝えている。

谷藤市長は地域活性化のためスタジアムの整備は必要としたうえで、以下のように述べた。

「改修費用の財源などが大きな問題であることから、いわてグルージャ盛岡をはじめ、県、ホームタウンである県内32市町村の関係機関とともに課題解決に向けて検討する必要がある」

クラブが算出したいわぎんスタジアム整備の概算事業費は45億円。新スタジアム建設ほどではないがそれでも大きな金額だけに、各所から協力を得る必要がありそうだ。

なお、スタジアムの改修に関する協議会の設立について、具体的なスケジュールは今後決定。現段階で話せるものはないとしている。

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いわてグルージャ盛岡は、本日18時よりいわぎんスタジアムでカターレ富山と対戦する。

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