現在、新スタジアム建設を目指しているJ2のファジアーノ岡山。

ホームのシティライトスタジアムこと岡山県総合グラウンド陸上競技場は1957年に開場。2005年の第60回国体のため全面改修されたものの設計は古く、メインスタンド以外に屋根がないなどJリーグのスタジアム規格を満たしていない。

そこでファジアーノ岡山は、オーナーの木村正明氏らを中心に「サッカー専用スタジアム」の建設に向けて動き出している。

27日には北川真也社長が岡山商工会議所のメンバーらとともにJ1京都サンガF.C.のホーム、サンガスタジアム by KYOCERAを視察した。ともに岡山市に本社を置く山陽放送(RSK)と瀬戸内海放送(KSB)が伝えている。

サンガスタジアムは2020年開場のサッカー専用スタジアム。スタジアムとしての機能のほかに保育園やスポーツクライミング施設などを備えた複合施設として知られる。

駅近で21,670人を収容し、2021年にはなでしこジャパンの強化試合を開催するなど、Jリーグスタジアムの一つのモデルケースとなっている。視察を終えた北川社長は以下のように語った。

「まずは多くの皆様にご理解いただくところからスタートさせていって、岡山の街にフットボールスタジアム、アリーナというものが必要だという議論を起こしていきたいと思っています」

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ファジアーノ岡山は次戦は6月3日(土)、前節FC町田ゼルビアを逆転で下すなど調子を上げている徳島ヴォルティスとホームで対戦する。

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