2030年のFIFAワールドカップ招致を目指しているサウジアラビア。

政府系ファンドを中心にサッカー界への破格の投資を行っており、クリスティアーノ・ロナウドやカリム・ベンゼマという世界的スターを国内リーグに迎え入れている。

そうしたなか、『Arab News』がこんな記事を伝えていた。

「(若手とは)逆の年齢層でいえば、吉田麻也のような選手は豊富な経験とリーダーシップをもたらしてくれるだろう。

まだ34歳の元日本代表キャプテンはシャルケを退団して新たなクラブを探している。

W杯3大会を含め代表戦出場は100試合を優に超える日本史上最もキャップ数の多い選手のひとりだ。

エールディビジ、プレミアリーグ、セリエA、ブンデスリーガでプレーしてきた欧州での豊富な経験を持つ。

アル・ナスルは経験豊富なディフェンダーを必要としているほか、日本ツアーを数週間後に控えており、元サウサンプトン主将のために動くのも悪くはない」

ロナウドが所属するアル・ナスルは日本ツアーのために来月来日する予定。経験豊富な吉田は補強すべき選手として推されているようだ。

ただ、吉田とサウジには因縁もある。2021年に敵地サウジアラビアで行われたW杯アジア最終予選に0-1で敗れた後、嘲笑する相手サポーターに詰め寄ったのだ。

【動画】吉田麻也がサウジアラビアでキレた激昂シーン

吉田は人種差別的なジェスチャーに怒ったと伝えられたが、サウジサッカー協会の関係者は、『AFP』に対して、「この件はサウジ国民を代表するものではなく単純に個人によるもの」と説明していた。

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