ミケル・アルテタ監督のもとで復活を遂げたアーセナル。
昨夏にマンチェスター・シティから獲得したガブリエウ・ジェズスとオレクサンドル・ジンチェンコも大きな役割を果たした。今夏もジョアン・カンセロやイルカイ・ギュンドアンの獲得が噂されている。
そうしたなか、アルテタ監督はMarcaのインタビューでこう述べていた。
「(投資額が最も多いのはシティだと思われているが、アーセナルが支出額1位のシーズンもある。それは何を物語っているのか)
それは評価するもの次第だ。1年、3年、10年の純資産や投資か、サラリーも評価するのか。
投資というのはひとつで、再評価することがより大事かもしれない。獲得した選手が何年後にどれだけの価値になっているかということだ。
投資にはリターンと再評価がつきもの。それが我々の持続化戦略だ。
(アーセナルはシティの選手を注視しているがなぜか)
簡単な話さ。彼らはとても優れているし、私は4年間コーチした彼らのことを知っているからね。
ジェズスとジンチェンコはメンタルや才能だけでなく、人間としての面でも私を魅了した。
アルテタ監督は2016年から2019年末まで、シティでジョゼップ・グアルディオラのアシスタントコーチを務めた。
その経験からシティ選手たちの能力を熟知しているほか、昨季獲得した2人については人間性も高く評価していたようだ。