いまや日本代表のエースになった三笘薫。NHK総合の「サンデースポーツ」で中村憲剛と対談した。
川崎フロンターレ時代の先輩後輩だけに、2人にしかできないような話もあったぞ。
中村：（活躍したことによって相手も対策してくるが、それを）より上回れるかっていうのは考えていると思うんだけど、そこで一番大事になっているポイントはどこですか？
三笘：あんまり言いたくないんですけど…。
中村：じゃあ、言わなくて大丈夫！やめて、怒られそう！
三笘：それは大丈夫ですけど（笑）例えば、ボールを持った時に（相手からすると）たぶんドリブラーという意識が強いと思うんですけど、そこをドリブルしない。違うことを出すってことですね。よりドリブルを見せないようにドリブルをする技術っていうのは増えてると思います。
中村：よりドリブルを見せないようにドリブルを…！？
三笘：（それまでのプレーで）クロスを見せておいて、目線で騙して、相手の足を上げさせて、重心を変えさせた。『こいつは読めない』って思わせることが大事かなと。少し頭脳戦じゃないですけど、相手の嫌なことをいかにし続けるかって思考になってますね、今は。
中村：今後はどういうビジョン？
三笘：次のW杯までに確実に中心選手になって、毎試合試合を決定付けるような活躍をしていくっていうのが求められていると思うので。プレミアリーグで結果を残し続けることが意味するものだと思うので。
中村：そのための数字は？
三笘：シーズン終わっても数字でしか評価されないっていうのはより感じますし、攻撃の選手は数字なので。あらためて、試合後に毎回思ってますね。
中村：プレミアリーグで2桁（得点）に乗せたい？
三笘：絶対に乗せたいですね！自分がまだまだ伸びるっていうのを感じているなかで、全然いけるなと。チームの勝利に貢献する選手が一番の選手だと思いますし、そういう選手に憧れて、子供たちも日本代表を目指すと思うのでそういう選手になりたいと思ってますね。
相手にプレーを読ませないためにも、ドリブルの使い時と使い方を磨いているようだ。
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憲剛さんは、「自己分析の鬼」と三笘の姿勢を絶賛していた。
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hatena
