セルティックのエースFWとして得点を量産し、日本代表復帰を果たした古橋亨梧。
先月15日に行われたエルサルバドル戦では驚きのゴールを決めた。
相馬勇紀がクロスを上げた際、ボールから完全に目を切って背を向けた瞬間にくるんと反転し、ヘディングシュートを叩き込んだのだ。まさに仰天の“動き”だった。
そうしたなか、古橋はヴィッセル神戸時代のチームメイトである那須大亮さんのYoutubeであのゴールについてこう説明していた。
「その前に1本、ファーに逃げてからニアに行った時に相馬選手からいいボールが来て、相手DFに当たってしまったシーンがあったんですけど。
それがあったなかで、守田選手から相馬選手にいくっていうのは分かってましたし、本当に良いボールをくれるっていうのも練習から感じていたので。
そのなかで、無意識的に感覚的にああいう動きをしちゃったんですけど。
その前からニアには2人入っていたので、ファーに逃げようという考えもあったので。
そのなかでの、くるんって目を切る形にはなりましたけど、回りながら気づいたら、ここ(頭上)にボールがあって、『越えろ』と思いながら飛んだらどんぴしゃで決めたって感じですね。
正直、僕もびっくりしました。ちょっと喜びもできず、中途半端な感じになりながら、相馬選手のところに行って、ありがとうって。
沢山の選手から、あれどうやってやったの?って聞かれたんですけど、正直、無意識に体が勝手に動いたので、説明が難しくて。
でも、あの試合でああいう形で決めれたんですけど、セルティックでも何回かやっていて。
それがたぶん、無意識的にあの試合で無意識でうまく出て、うまくゴールを決められたのかなと思います」
あの動きは感覚的なものだったそうで、それが見事にハマったようだ。
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また、FC岐阜時代の大木武監督から言われた知識・意識・無意識という言葉が心に刺さったそうで、その影響もあったようだ。ルイス・スアレスのプレーを見て参考にしてきたというが、そういう動きが無意識的にできるようになってきたとも感じているとのこと。