PSGはプレシーズンのジャパンツアーで来日するメンバー29名を発表したが、そこにキリアン・エムバペの名前はなかった。
彼は2024年6月末での退団を通告しており、契約問題でクラブとの関係が悪化。PSGのナースル・アルハライフィ会長は「新契約に署名したくないなら、扉は開かれている」と退団を促しているが、ツアーから排除する措置に出た。
『Le Parisien』では、エムバペは木曜のトレーニングで25分間プレーしたが、PSGのユニフォームを着るのはこれが最後だろうとも伝えている。
また、『CBS』のベン・ジェイコブス氏によると、スター選手の爆買いを続けているサウジアラビアがエムバペへのオファーを準備しているという。
エムバペは2024年6月末にレアル・マドリーへフリー移籍することですでに合意とされている。サウジ側はエムバペを1年だけ国内でプレーさせ、その後、レアルへ移籍することを認める構えだとか。
【関連記事】エムバペがPSGから電撃移籍するかもしれない5つの候補地
ただ、エムバペは欧州に残ることを望んでいるため、移籍成立は難しいようだ。一方、カタールが実質的に保有するPSGとしては、エムバペをサウジへ売却したとしても何ら問題はないという。