かつて京都サンガFCでプレーしたことで知られているブラジル人DFアンドレイ・ジロットが、サウジアラビアに移籍する可能性が高くなっているようだ。

2016年にJ2で京都サンガFCのボランチとして活躍したアンドレイは、その後シャペコエンセを経てフランス・リーグアンのナントへと移籍した。

そこで長く中心選手として活躍し、数年前からはセンターバックにコンバートされてリーグ屈指の選手と評価されるほどに安定感あるプレーを見せていた。

この夏には契約が残り1年になっていたこともあって更新の話し合いが行われてきたものの、ここに来てサウジアラビアへの移籍が有力視される状況になっているそうだ。

ナントは彼をなんとか残留させたいと考えていたそうだが、アンドレイを欲しがっているサウジアラビア1部リーグのアル・ターウーンは移籍金400万ユーロ(およそ6.2億円)と給料4倍という条件を提示し、選手の合意を取り付けたという。

アル・ターウーンはサウジアラビアリーグの中堅クラブで、日本でも有名なあのペリクレス・シャムスカ監督が指揮している。

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資金的にはトップレベルのクラブではないものの、数年おきにAFCチャンピオンズリーグに出場するなどサウジアラビアでは曲者的な存在となっている。

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