J1横浜F・マリノスは30日、今季入団した大卒ルーキーMF木村卓斗をJ3愛媛FCへ育成型期限付き移籍すると発表した。

木村は小学校から高校まで横浜FMのアカデミーで育ち、高校卒業後は大学サッカー屈指の強豪である明治大へ進学した。

高校までは攻撃型サイドバックとして有名だったが、明治大ではボランチにコンバートされて新境地を開拓。

豊富な運動量で広範囲をカバーし、二列目の攻撃参加も光るダイナモに変ぼうした。

明治大卒業後に横浜FMへ入団したが、リーグ戦出場はゼロで、カップ戦に5試合出場するのみと出場機会の少なさに苦しんでいた。

愛媛は現在J3首位と好調であり、J2復帰も見えてきた。

ただ29日に開催されたJ3第20節松本山雅FC戦で出場したボランチのMF矢田旭(32)、MF森脇良太(37)と30超えのベテランが並ぶため、若くてエネルギッシュな木村に白羽の矢が立ったようだ。